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2012年2月17日 (金)

雪の三ツ口谷を詰め稜線へ鎌へ 12,2,5

Photo_8                          雪の大崩 画像の上でクリックすると大きくなります
近鉄湯の山駅でおだかタクシーに乗るも「蔵之助」という旅館の前で降ろされる。一の谷まで15分ほど予定外の歩行を強いられる。
一の谷
 道路脇で準備をして三ツ口谷を目指す。雪は多いが静かなよく踏まれた道を気持ちよく歩く。
  歩行j時間(小休止,撮影時間を含む)
        一の谷~三ツ口谷 31分

三ツ口谷(入り口)
 ここでアイゼンを付ける。雪を掴むようにして急坂を登り堰堤の上にで出る。長石尾根への分岐(下)を過ぎ,大滝手前の巻き道を登って谷に降りる。雪は深く静かだ。誰もいない。時折雪の斜面を小さな雪玉が転がってくる。よく踏まれたトレースを辿る。
        三ツ口谷~分岐 上 51分

Photo                                         三ツ口谷中間 
分岐 上 (標高約900m)
 一の谷以来初めて人に会う。大崩から三ツ口谷を降りてきたとのこと。下った方が楽かもしれないとのアドバイスを受けるも予定通り谷を詰めることにして登り始める。
 トレースはあるがここからはあまり踏まれておらず歩きにくい。
Photo_2
           谷上部の踏み跡 
やがて傾斜が増し稜線がはっきり見える頃になると,先ほど会った二人の足跡だけになる。膝の上まで雪に沈む。
Photo_4                    稜線分岐と大崩の踏み跡
一歩一歩雪を踏みしめ息を切らして登る。雪に埋もれ真っ白な大崩がすばらしい。アイスバーンになっているところもあって慎重に通過する。
        分岐 上~稜線分岐 50分
稜線分岐
 風が少しあって寒く腰を下ろして休むようなところが見つからない。鎌を目指して歩き始める。頂上直下まで来て5,6人のパーティとすれ違う。頂上直下を登るのにいつも苦労するが今日は雪がたくさんあって比較的楽に登れる。ここまで来てやっと霧氷が見られる。 
 Photo_5                    頂上直下の霧氷
         稜線分岐~鎌ヶ岳山頂 33分
鎌ヶ岳山頂
 山頂を示す標識が足下にある。鳥居も埋まっている。
 Photo_6                      雪に埋まる鳥居
人も2,3人しかいない。カズラ谷からの人がいないようだ。車が登山口近くまで入れないのか? 南端近くの雪の上に腰を下ろす。ここは風もなく暖かい。疲れた。ゆっくり食事をし,休む。御嶽などは見えないが,白い鈴鹿の山々がなかなかいい。鎌尾根,雨乞,御在所・・・。山頂付近の北西側の霧氷も。
Photo_7  
        鎌尾根・鈴鹿南部の山々
 静かな長石尾根を慎重に下る。こちらもトレースはしっかりしている。
         鎌ヶ岳山頂~分岐 上 41分
分岐 上 (標高約900m)
 傾斜は緩くなるが雪は柔らかく多いので思ったようには歩けない。アイゼンを取ろうかとも思うが面倒なのでそのままにする。でも雪を楽しみながら下る。
         分岐 上~分岐 下 35分
分岐 下 (標高約770m)
 雪のないところがありそこに腰を下ろして休み,紅茶を飲む。
 堰堤からの下りなどを注意深く下る。
         分岐 下~三ツ口谷入り口 21分
三ツ口谷入り口
 アイゼンを取りスカイラインへ。スカイラインで鹿は見たが,山頂を下り始めて一の谷まで誰とも会うことなく,静かな山歩きが出来た。
         三ツ口谷入り口~一の谷 20分
一の谷
         一の谷~湯の山バス停 27分
湯の山バス停

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