初秋の御嶽山 13,9,21~22
黒沢口登山道八合目と九合目の間 13,9,21
JR木曽福島駅からバスで御岳ロープウエイへむかう。バス代1500円。ロープウエイ片道の代金1300円高いなと思いつつ乗る。七合目の小屋を経て八合目へ。木々の下で風もなく、ときに日差しもあって暑い。汗をいっぱいかいて八合目に到着。
ここからは展望が開け、御嶽も遠くの山々もよく見える。紅葉の始まった御嶽の斜面もよく見える。多くの人とともに休憩。 黒沢口登山道 8~9合目間 釣り鐘には六根清浄とある13,9,21
追い抜かれつつゆっくり登る。九合目の覚明堂まで105分もかかったし疲れもした。途中撮影のために2・3回はザックをおろしカメラを取り出して撮影したりし、水分を補給もした。でも一度も腰を下ろして休むことはなかった。反省。
ここで簡単な昼食にする。覚明堂の人の話によると今年の紅葉はあまりよくないらしい。
剣ヶ峰目指して出発。ゆっくり登る。やっと山頂に着く。ロープウエイ駅を出発してから4時間10分近くかかった。大勢の人で山頂を示す標柱のところでは写真は撮れず。展望を楽しみ休憩して二の池新館へ。
御嶽 剣ヶ峰山頂 13,9,21
小屋について靴を脱いでうへに上がると太ももの筋肉が左右とも痛い。明日は歩けるかと心配になるが、しばらくして治まり少し安心する。この小屋には風呂があり入る。湯船につかるだけだが、それでもさっぱりする。周りの人たちと山の話をする。退屈せずに過ごせた。でも寒い。ダウンのジャケットを着てもなを寒い。やがて夕食、消灯。なかなか寝付けなかったが4・5時間は寝られたか。
朝 天気はいい 日の出を見ようと外へ。雲海がなく太陽は山の向こうに昇る。少し残念。 乗鞍 槍 穂高の朝焼け空 13,9,22
6時半過ぎに、 摩利支天山に向かう。45・6年ぶりだ。サイノ河原の先の分岐へ。岩の上をこわごわ進んだような記憶があったが、今は注意深く進まなければならないところがあるもののしっかりした道を進む。山頂は狭い。2・3人でいっぱいだ。乗鞍はもちろん笠、槍、穂高の山々がよく見える。 摩利支天山 山頂
しばらくすると団体さんの到着。山頂から降りて、下る。青い水をたたえた三の池を下に見てサイノ河原へ。 北側から見たサイノ河原 たくさんのケルン?が見える13,9,22
サイノ河原 石塔の上のお地蔵さん13,9,22
「一つ積んでは父のため・・・・・」のフレーズはかすかに記憶にあったが、今回山から帰り「地蔵和讃」なるものをネットで初めて読んだ。おさなくして死んだ子供たちが親たちを悲しませたが故に、ここサイノ河原で鬼達に責められ苦しめられる。その子供達を地蔵菩薩が救う。こう書いてしまうと何でもないが、地蔵和讃を読んでいると、子を失った親の悲しみ苦しみが伝わってくるようだ。
王滝頂上を経て田の原へ下る。王滝頂上から下り始めると、登ってくる人が多くすれ違うために何ども待たなければならない。思ったように下れない。12時前には田の原に着く予定が12時を10分も過ぎてやっと到着。
二日とも好天に恵まれてよい山行ができた。
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