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2015年10月31日 (土)

八ヶ岳を歩く 15,10,3~5

P1030545      硫黄岳より横岳 赤岳 阿弥陀ヶ岳方面

 二十数年ぶりに八ヶ岳を歩きました。そのときとほぼ同じコース,麦草峠から赤岳そして美濃戸口へ。三日とも風が強く寒さを感じながらの山行でした。
 第一日目は麦草から黒百合ヒュッテまで樹林の下が多く直接風に吹かれることは少なかった。こけの写真などを撮りながら歩く。
Koke03                                       樹林の下の輝く苔

 撮影をしながらであるが,丸山まで約1時間15分。山頂付近で休憩。白駒池から上がってくる人も多い。高見石まで27分ほどかかる。風が強く昼食のためのよい場所が見つからない。何とか腰を下ろし昼食にする。食べ終わると2時近い。荷物をザックに収め出発。3時までに着く予定,少し急いだものの黒百合ヒュッテに着いたのは4時少し過ぎ。高見石から2時間もかかった。
 小屋の中は大勢の人でごった返している感じ。夜具は一組あるものの部屋は屋根裏部屋のよう。高いところで1mあるのか。でも暖かい。
 二日目 今日も天気はよいが,風は強そうだ。天狗岳へ。東天狗岳まで1時間25分ほど。遠くは霞んでいるものの展望はいい。でも風は相変わらず強い。
Kouyou           縞状の紅葉が美しい

 根石だけを経て夏沢峠に向かう。根石岳から根石岳山荘のあたりは特に風が強かった。撮影しつつゆっくり歩く。夏沢峠の手前 登山道のすぐ脇に大きなカモシカが。あまりに近くてカメラも取り出せず。残念。東天狗から1時間30分近くかかる。
Natuzawa            夏沢峠の紅葉

 強風の中硫黄岳へ山頂付近は吹きさらしで休むところもない。
Ioudake            硫 黄 岳

 硫黄岳山荘に入ってゆっくりと昼食にする。一息付けた感じ。ここまで1時間45分かかる。
 二十数年前,小学生を連れていて通過が少し心配だった横岳付近。でも意外に簡単に通過できたという記憶があった。
Yoko          横岳に沢山あった鎖や鉄梯子の一つ

今回たくさんの鎖や鉄ばしごがあり慎重に歩くところも何カ所か有った。子供連れでは,はらはらしそう。横岳付近では風が弱まりほっとでき景色をゆっくり眺めることもできた。
 赤岳展望荘(赤岳石室だった。)硫黄岳山荘から3時間近くかかった。大部屋?は封筒型のシュラフ 寒い ズボン下もはきダウンジャッケトを着たまま寝る。
 次の日は濃いガスの中 赤岳へ行く。
Muhyou           赤岳山頂付近の霧氷

また小屋に戻りゆっくり休んで地蔵尾根を下る。崩壊が進んでいる。あちこちに鎖や鉄の階段が造られ何とか登山道を保っている感じ。二十数年前 確かに何カ所か鎖は張ってあったが,子供でもそんなに心配せずに下らせることができたように記憶している。横岳の鎖や鉄ばしごも以前に比べ増えたのであろう。行者小屋の前で休み美濃戸口を目指す。時間が十分にあると思いゆっくり歩き,撮影もする。
Dake            ナナカマドの実

ところが12時30分頃になってGPSで確かめると美濃と小屋はまだ遠い。足の痛いのを我慢しつつ急いで下る。美濃と小屋に13:30頃着く。14:45のバスに間に合いそうなので小屋のベンチで昼食にする。そして美濃戸口へ。
 

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